指導者研修会

2024年(2023年度)
指導者研修会

2024年2月10日(土)〜2024年2月11日(日)

「2024年(2023年度)指導者研修会」が味の素ナショナルトレーニングセンターにて4年ぶりに開催されました。

参加クラブ数43クラブ、参加指導者数63名、参加選手数72名の合計135名が受講しました。

今回は女子Cクラスにおける新規定の解説及び実技指導ということもあり、女子を対象に2日間の日程となりました。

ジュニア期の重要な要素を習得する機会とあって、参加者の皆様はとても熱心に、また真剣な面持ちで2日間の研修会に取り組みました。

そして、女子審判部の先生方も参加した採点ルール等の説明は、吉村先生を中心に新しい既定に込められた女子選手のステップアップの廂いも込めて、とても意味深い貴重な内容となりました。

基本姿勢や表現力を養う為の指導に携わってくれた、内山海帆先生と内山由綺先生のとても 美しい動きは、子ども逹の瞳に焼き付けられ、これからの目標となった事でしょう。

美しい体操を目指して一流の選手に育ってくれる事を願います。

講師の先生と連盟スタッフのご紹介

Cクラス新規定の制作・考案を指導された先生方

吉村佳子(連盟スタッフ)
内山玲子(連盟スタッフ)
豊島リサ(連盟理事・連盟スタッフ)

基本姿勢・表現力指導

内山由綺(連盟スタッフ)
内山海帆(コレオグラファー)
右から池谷幸雄専務理事・長澤稔子副会長はじめ 連盟スタッフの皆さん

会場の様子

アンケート調育による集計のご紹介と今後の指導者研修会の有様について

4年ぶりの指導者研修会、「私達が、世界の中で通用する選手を育成するために、どのような方向で工夫してきたのか。」という先行き不透明な情勢の中で、とても意味のあるご講演の一つとなりました。

2019年に開催された研修会が、最後の集合形式となり、わずかな交流の中で感染症の拡大防止に留意しながら、再び集合形式での研修会が実現しました。

この間開催された新体操ナショナル選手団の講習会(2020東京オリンピック強化合宿)は、基本的に無観客という形式で、またスポーツ庁取材等の環境もコロナ禍により大きく様変わりしてきたことが思い起こされます。

今年度は、2024パリオリンピックを目指す女子選手が着実に育成され、世界選手権等の国際大会での入賞実績も着実に知見を蓄積されてきました。

また、男子団体金メダル獲得以降、選手個別の得意技構成が広がり、演技の表現力も向上していると思います。こうした個別的なスキルの習得や得意技の洗練は、日本女子体操界全体の底上げに繋がっていくと思います。

また、スタッフ同士が、同じ良い内容のプログラムを情報共有するという視点でのワークショップも、指導者研修会の中では意義のある時間でした。

今後の指導者研修会の有様について、アンケート調査に基づきましたご意見を集計いたしました。今回もたくさんのご意見、ご感想を頂戴し、心より感謝申し上げます。

2 0 2 3 年度指導者研修会集合写真

アンケート調査